移動平均線だけでFXは勝てる?移動平均線について正しく理解しよう!

 

TAKAHIRO
今回は移動平均線を利用してFXで利益を上げる方法をご紹介します。

 

移動平均線はシンプルで扱いやすいために万人に愛されるインジケーターですが、中には大雑把に理解して利用している人も多いのではないでしょうか?

なんとなくでも使いこなせてしまうからこそ移動平均線は人気があるのですが、移動平均線についてきちんと理解をするとより良いでしょう。

 

この記事を読んでいる方の中で「移動平均線を使っているけどなかなか成果に結びつかない」とお悩みの方がいるなら、是非今回の記事参考にしてみてください。

 

この記事を読むのに向いている方

  • 色々なインジケーターの知識を増やしたい方
  • 移動平均線を知らない方・初心者の方
  • 移動平均線を使用しているけど成果が出ない方
  • なんとなくで移動平均線を利用している方

 

移動平均線を正しく理解しよう!

 

そもそも移動平均線とは?

 

移動平均線は一定区間ごとに求められた平均値を結んだ折れ線グラフのことです。

ローソク足は更新されるごとに区間を移動させて、その都度平均値を線で結んでいくことから移動平均線と呼ばれています。

統計学では「移動平均」という名で呼ばれており、統計処理が求められるあらゆる分野で使用されています。

FXではトレンドの方向や規模を分析するために使われており、シンプルな見た目と使い方からトレードテクニックのレベルを問わず万人から支持されているインジケーターです。

またその汎用性の高さから移動平均線から出来たインジケーターも沢山あります。

MACDボリンジャーバンドも移動平均線をもとにつくられています。

 

移動平均線は何を平均しているの?

 

TAKAHIRO
移動平均線は一定区間の終わり値を平均しています。

 

例えば期間を10に設定した場合に、今現在で出来上がりつつあるローソク足を含めた10本の終値の平均値を求めます。

そしてローソク足が更新されるごとに平均値同士でも線で結び続けていきます。

この時、期間を20にすればローソク足20本、30にすればローソク足30本です。期間を増やせば増やすほど移動平均線はなだらかな曲線を描くようになります。

移動平均線支持帯の抵抗線として機能する理由は大衆心理が大きく関わっています。

 

まず移動平均線は一定区間の平均値です

 

そのため移動平均線より上にローソク足があれば平均値よりも高い値段でやることになり、平均よりも高い値段であり続ける限り買いたい人が増え続けます。

そしてトレンドに合わせて買いを考えている人たちはできるだけ安いところで買いたがるものなので、一旦価格が落ちてきて平均値を下回らないギリギリのところで買い注文を入れるので価格はあたかも希望平均線で反発した様に再度上昇していくのです。

移動平均線が支持体抵抗帯として意識される理由です。

同時にローソク足は移動平均線を下抜けた時トレンドが転換する理由も同じように説明できます。

もともと平均より高かった価格が平均を下回るということは、それだけ買いたい人が減ったことを意味します。

つまり買いから売りへとトレーダーの目線が変わった事になり、移動平均線を使っている人たちが抵抗支持帯して意識しているから本当に移動平均線で反発してしまうという訳です。

 

移動平均線の期間や組み合わせのおすすめは?

 

移動平均線を使っている人にとってこれが一番の悩みどころですが、シンプルで汎用性が高いので期間の組み合わせも無限大に広がります。

私のおすすめの移動平均線の期間は一週間の営業日である5倍数です

 

また、移動平均線の組み合わせは

  1. 期間の違う移動平均線を複数表示させる。
  2. 移動平均線から派生したインジケーターと組み合わせる。などが良いでしょう

 

今回は簡潔にご紹介しましたが、移動平均線の組み合わせについては沢山調べて自分に合った組み合わせを探してみてくださいね。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は移動平均線について詳しく解説しました。

普段移動平均線を使用している方や使用していない方もぜひこの記事を参考にして、移動平均線で利益を上げるきっかけになれば幸いです。